“写真が苦手”なおふたりへ|自然体で撮れる前撮りのコツ

「写真を撮られるのが苦手で…」「カメラの前に立つと、どうしても顔が固まってしまう」——そんなお声を、プランナーとして本当によく耳にします。
でも、実際に撮影を終えたカップルのほとんどが「思っていたより全然楽しかった!」「自然な写真が撮れた」とおっしゃいます。今回のブログでは、写真が苦手なおふたりにこそ知っておいてほしい、自然体で撮れる前撮りのコツをまるごとお伝えします。
——むしろ当たり前です
まず最初にお伝えしたいのは、「写真が苦手」「緊張してしまう」という気持ちは、まったく珍しいことではないということです。プロのカメラマンたちも口を揃えて言います。「前撮りで最初から自然体のカップルなんて、ほとんどいない」と。
普段の生活でプロのカメラマンに撮影してもらう機会はほぼありません。緊張して当然ですし、最初にうまくできなくても心配いりません。撮影が進むにつれて、ほとんどのカップルが自然と打ち解けていきます。

カメラの前に立つと顔が固まってしまう
作った笑顔しかできない
どこに目線を向ければいいかわからない
ポーズを言われても体が動かない
自分の写真を見るといつもがっかりしてしまう
これらはすべて「カメラに慣れていないだけ」が原因です。今回のブログでご紹介するコツを知っておくだけで、当日の撮影はきっと変わります。
撮影が終わった後、「最初はすごく緊張したけど、気づいたら楽しくなっていた」とおっしゃるカップルが本当に多いです。緊張しているのは撮影のほんの最初だけ。それを知っておくだけで、当日の気持ちが少し楽になります。
——打ち解けることが最高の近道
自然な写真を撮るための最大の秘訣は、カメラマンと打ち解けることです。撮影はカメラマンと一緒に作り上げるもの。「撮られる側」と「撮る側」という意識を手放して、一緒に楽しむパートナーだと思ってもらえると、撮影の空気が一気に変わります。

- 「写真が苦手です」と素直に伝える
- 「どんなポーズが苦手か」を共有する
- 「こんな写真が撮りたい」イメージを見せる
- ふたりのエピソードや好きなことを話す
- カメラマンの冗談に素直に笑う
- 「これはどうですか?」と気軽に質問する
- 撮れた写真を一緒に確認して感想を言う
- うまくできなくても「もう一回!」と言える関係を作る
「苦手です」と正直に伝えることで、カメラマンはおふたりに合ったアプローチを考えてくれます。無理にうまくやろうとするより、素直に伝える方が結果的に自然な写真につながります。経験豊富なカメラマンほど、この言葉に慣れています。
——止まるより動いた方が自然になる
写真が苦手な方ほど「ポーズを決めて静止する」撮影スタイルが苦痛に感じます。実は、止まるより動いている方が自然な表情になることをご存じでしょうか。
人間は動いているとき、「どんな顔をすれば良いか」を考える余裕がなくなります。それが自然な表情につながるのです。プロのカメラマンはその瞬間を逃さずシャッターを切ります。

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🌸 ふたり並んで歩く
ふたりで歩くだけで、自然と前を向いたり笑い合ったりする動作が生まれます。「どこを見ればいいか」を考えなくて済むので、写真が苦手な方にとって最も入りやすいシーンです。
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🌸 くるくるスピン(ドレスを広げる)
花嫁さまがドレスのスカートをふわっと広げながらくるりと回るシーン。回ることに集中するため、カメラを意識する余裕がなくなり、弾けるような自然な笑顔が生まれます。
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🌸 新郎さまが新婦さまの手を引く
新郎さまが先を歩き、新婦さまの手を引くシーン。ふたりの動きが連動するため、相手を意識した自然な視線や笑顔が写真に収まります。
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🌸 小道具を使う
ブーケを持ったり、花びらを投げ合ったり、小道具を使うシーンは「物を操作する」という動作に集中できるため、カメラへの意識が自然と薄れます。
——自然な表情の引き出し方
「笑顔を作ろうとすると、どうしても引きつった顔になってしまう」というお声はよく聞きます。笑顔が苦手な方に知っていただきたいのは、「笑顔を作る」のではなく「笑いたくなる状況を作る」ことが大切だということです。
また、ウェディングフォトは笑顔だけが正解ではありません。ふたりが静かに寄り添うシーン、目を閉じて額をくっつけるシーン、後ろ姿——笑顔がなくても美しく感動的な写真は無数にあります。

- おふたりの好きな話題を振る——趣味・旅行・出会いのエピソードなど、自然と笑顔になれる話をカメラマンから振ってもらえます。事前に「こんな話題が好きです」と伝えておくと効果的です
- パートナーのことを「可愛い」と思った瞬間を狙う——カメラマンが「今日の花嫁さん、どうですか?」と新郎さまに聞くと、思わず照れ笑いが生まれます。その瞬間のシャッターが一番自然な写真になることが多いです
- 笑えなくても「声を出してみて」——作り笑いではなく「あはは」と声を出すと、それにつられて本物の表情が生まれます。不思議なことに、笑い声から自然な笑顔になれることがほとんどです
- 笑顔なしのシーンも積極的にリクエストする——「笑顔じゃない写真も撮ってほしい」と伝えれば、凛とした表情や柔らかな眼差しのシーンを増やしてもらえます
「笑顔がうまく作れない」という方ほど、目を閉じたシーンや横顔・後ろ姿の写真が驚くほど美しく仕上がることがあります。笑顔だけにこだわらず、いろいろなシーンにチャレンジしてみてください。
——意識するだけで変わる
「ポーズを指示されても体が動かない」という方は、あらかじめいくつかのポーズをイメージしておくだけで当日がぐっとスムーズになります。今回のブログでは、写真が苦手なカップルでも自然に決まりやすいポーズをご紹介します。

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🌸 後ろ姿で並んで立つ
カメラに背を向けた後ろ姿は、表情を気にしなくていいため写真が苦手な方に一番おすすめのポーズ。手をつないだふたりのシルエットと背景が美しく融合します。緊張がほぐれていない撮影序盤にも最適です。
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🌸 額をくっつけて目を閉じる
ふたりが向き合い、おでこをそっとくっつけて目を閉じるポーズ。目を閉じていいので「目線をどこに向けるか」という悩みが消えます。ふたりの距離感が自然に近くなり、温かみのある写真に仕上がります。
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🌸 パートナーの肩に頭をもたれる
新婦さまが新郎さまの肩にそっと頭を乗せるポーズ。日常のふたりの距離感がそのまま写真に表れるため、自然体が出やすいシーンです。お互いの体温を感じながら、リラックスできます。
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🌸 ふたりで同じものを見る
花束・景色・小道具など、同じ方向を一緒に見るポーズ。「カメラを見なくていい」という安心感があり、横顔や自然な表情が引き出されます。ふたりの視線の先に何があるかを想像させる奥行きのある写真になります。
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🌸 新郎さまが新婦さまの手に口づけ
新郎さまが新婦さまの手の甲に口づけをするシーン。やや照れくさい動作だからこそ、ふたりの本物の照れ笑いが引き出されます。笑顔を「作る」必要がなく自然に表情が緩む、人気のポーズです。
良いこと
「備えあれば憂いなし」という言葉の通り、撮影前の準備が当日の自然体につながります。特に写真が苦手なカップルには、以下の準備をぜひしていただきたいと思います。

PinterestやInstagramで「前撮り」「ウェディングフォト」と検索して、「こんな雰囲気が好き」と思う写真を5〜10枚保存しておきましょう。カメラマンへのイメージ共有に役立ちます。
「後ろ姿」「額をくっつけるポーズ」など、やってみたいポーズを事前に鏡の前で試しておくと、当日の動きが格段にスムーズになります。ふたりで笑いながら練習するのもおすすめです。
多くのスタジオでは撮影前にヒアリングシートをご用意しています。「写真が苦手」「このポーズは避けたい」「こんなシーンを撮りたい」などを詳しく記入しておくと、カメラマンとの初対面がスムーズになります。
バタバタした状態で撮影に臨むと、緊張がさらに高まります。当日は余裕を持ったスケジュールで行動し、撮影前にひと息つく時間を作りましょう。好きな音楽を聴いたりコーヒーを飲んだりと、自分なりのリラックス方法を取り入れるのもおすすめです。
「うまくやらなければ」という意識が一番の緊張の原因です。「失敗してもいい」「楽しめればそれでいい」という気持ちで臨むだけで、当日の撮影の空気はまったく変わります。
——写真が苦手だったおふたりの声
「自分たちみたいなカップルでも大丈夫?」という不安を感じている方へ、実際に撮影を経験されたお客様のエピソードをご紹介します。

「正直、写真が苦手で前撮りが心配でした。でも担当のカメラマンさん、メイクさん、着付師さんがすごく話しかけてくれて、気づいたら笑ってました。仕上がった写真を見たとき、これが本当に自分たちの写真?って思うくらい自然で。やってよかったです。」
「彼が本当に写真が嫌いで、前撮りをするかどうかすごく悩みました。でもカメラマンさんに最初に『苦手です』と伝えたら、動きのあるシーンや後ろ姿を中心にしてくれて。気づいたら彼が一番楽しんでいて、驚きました。彼のかっこいい写真がたくさん残せて本当によかったです。」
「自分の写真はいつも表情が硬くて、、。でもカメラマンさんが笑顔じゃないクールな表情も引き出してくれて、積極的に撮ってくれて、むしろそっちの方が好きな写真になりました。凛とした表情の写真を褒めてもらえて、写真コンプレックスが少し和らいだ気がします。」
写真が苦手なカップルほど、撮影後に「やってよかった」とおっしゃる場面に何度も立ち会ってきました。最初の一歩を踏み出す勇気さえあれば、あとはカメラマンと一緒に楽しい時間を作るだけです。
苦手意識は、撮影が始まれば消えていきます
写真が苦手なおふたりに、最後にもう一度お伝えしたいことがあります。撮影が始まる前が一番緊張するピークです。シャッターが切られ始めると、不思議なほど気持ちが楽になっていくカップルを、プランナーとして何度も見てきました。

苦手と伝えることが第一歩
カメラマンに正直に伝えることで、撮影スタイルを合わせてもらえます。
動けば自然体になれる
止まるより動いた方が自然な表情になります。歩く・回る・手を引くシーンから始めましょう。
笑顔じゃなくていい
後ろ姿・目を閉じたシーン・凛とした表情——笑顔以外にも美しい写真は無限にあります。
準備が自信になる
参考写真を集めてポーズを練習しておくだけで、当日の動きが格段にスムーズになります。
「うまくできなくていい」「楽しめばそれでいい」——そんな気持ちで臨んでほしいと思います。撮影が終わったとき、きっと「やってよかった」と感じていただけるはずです。不安なことや気になることは、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。

