“品よくかっこいい”を叶える、新郎さまの前撮り準備|身だしなみと準備

フォトウェディングの準備というと、どうしても花嫁さまの衣装やヘアメイクに注目が集まりがちです。
新婦さまを第一に考える優しい新郎さまも多く、「自分はそこまで…」と準備を後回しにしてしまう方も少なくありません。
でも実は、新郎さまだってオシャレしたい!写真映えしたい!そんな気持ちがあって当然なんです。
そして何より、新郎さまの準備次第で、フォトウェディング全体の写真のクオリティや雰囲気は大きく変わります。衣装のサイズ感やヘアセット、姿勢や所作まで少し意識するだけで、おふたりの写真がぐっと洗練された印象に。
せっかくの特別な一日。新婦さまだけでなく、新郎さまも主役としてしっかり準備をして、最高に素敵なフォトウェディングを楽しみましょう。
「何を準備すればいいかわからない」「当日緊張しそう」という新郎さまのために、今回のブログでは身だしなみから立ち居振る舞いまで、”品よくかっこいい”を叶えるための準備をまるごとご紹介します。ぜひパートナーと一緒に読んでみてください。
——プロに任せるべき理由と事前準備
「ヘアセットなんて自分でできる」と思っている新郎さまも多いですが、撮影当日はプロのヘアセットをおすすめします。カメラのレンズは肉眼より細部まで写し出すため、セルフセットでは気にならなかった毛流れのクセや浮き毛が、写真では目立ってしまうことがあるからです。
また、タキシードに合うヘアスタイルは日常のスタイルとは異なります。フォーマルな衣装に合わせた「品のある仕上がり」はプロに任せるのが一番です。

- 撮影1〜2週間前にカット——直前すぎると切りたての不自然さが出やすい。1〜2週間前がベスト
- 理想のスタイル写真を用意——「かっちり系」「ナチュラル系」「センターパート」など、イメージ写真をヘアメイクさんに見せると仕上がりがスムーズ
- 当日朝はシャンプーしない——洗い立ての髪はセットが崩れやすい。前日夜に洗い、当日朝は乾かすだけにとどめる
- トップのボリュームを意識——トップにボリュームを出すと顔が小さく見え、タキシードとのバランスが整う
ヘアセットの仕上がりはパートナーにも確認してもらいましょう。「もう少しすっきりさせたい」「前髪を変えてほしい」などのリクエストも、この時点ならまだ調整可能です。遠慮せずに希望を伝えるのが大切です。
——印象を左右する顔まわりの整え方
写真に写る顔の印象は、ヒゲと眉毛の状態によって大きく変わります。「いつも通り」ではなく、「撮影のための整え方」を意識することが大切です。

- 当日朝に丁寧にシェービング
- 剃り残しは照明で目立つため念入りに
- シェービング後の保湿を忘れずに
- 輪郭ラインを整えて清潔感を出す
- 頬や首のムダ毛はしっかり処理
- ヒゲワックスで整えると品が出る
眉毛は「顔の印象の7割を決める」とも言われます。撮影の1週間前までに眉毛を整えておくことで、当日の仕上げもスムーズになります。
- 眉毛サロンの活用——初めての方は撮影2週間前を目安に眉毛サロンへ。プロに形を整えてもらうだけで顔の印象が激変します。眉毛のグルーミングをお願いするのもおすすめ。写真映えする自然な仕上がりにしてもらえます。
- 眉間・額の産毛も処理——撮影の照明は細かい部分まで映し出すため、眉間の産毛や額の生え際も整えておくと◎
——撮影前の肌準備
「男性にスキンケアは必要ない」という時代はとっくに終わっています。特に撮影前の肌状態は、写真の仕上がりに直結します。メイクのノリも肌の状態によって大きく変わるため、撮影1〜2週間前から意識的にケアを始めましょう。

洗顔・保湿の基本ケアをスタート。飲酒・夜更かしを控えて肌の調子を整えておく。
新しいスキンケア製品は使わない。肌荒れのリスクを避けるため、いつも使っているものを継続。
十分な睡眠を確保。アルコールは控えめに。翌日のむくみ防止のために水分摂取も適度に。
洗顔後にしっかり保湿。ベタつきが気になる場合は軽くティッシュオフしてからヘアメイクへ。
——タキシードを10倍かっこよく見せる立ち方
どんなに素晴らしいタキシードを着ていても、姿勢が崩れていると写真の印象は大きく損なわれます。逆に言えば、姿勢を意識するだけで同じタキシードが何倍もかっこよく見えるのです。

-
01. 肩を後ろに引いて胸を開く
猫背になると胸のラインが潰れてタキシードのシルエットが崩れます。肩甲骨を軽く寄せるイメージで胸を張るだけで、体が引き締まって見えます。
-
02. 顎を軽く引く
顎を引くと首がすっと長く見え、フェイスラインが引き締まります。上を向きすぎると二重顎に見えやすいため、目線は水平かやや下気味に。
-
03. 重心を片足に乗せる
両足に均等に体重をかけた「気をつけ」の姿勢は硬くなりがちです。片足に重心を乗せて軽く腰をひねると、自然でスタイリッシュな立ち姿になります。
-
04. 手の位置を意識する
手をだらんと下げるよりも、ジャケットのボタンに軽く添える・ポケットに親指を引っかける・パートナーの手を自然に握るなど、手の置き場を意識するだけで洗練度が上がります。
姿勢は意識するだけではなかなか定着しません。撮影前日に全身鏡の前でタキシード着用時の立ち姿を確認しておくと、当日も自然と体が動きやすくなります。スマホで動画を撮って見返すのも効果的です。
——フィット感が写真を決める
「サイズはだいたい合っていればいい」と思っていませんか?実は、タキシードのフィット感は写真の印象を大きく左右します。大きすぎるとだらしなく見え、小さすぎると窮屈で動きが制限されます。

- 肩の縫い目の位置——肩の縫い目がちょうど肩先に来ているかを確認。ずれていると全体のシルエットが崩れる
- 袖丈——ジャケットの袖からシャツが1〜1.5cm見える長さが正式。これが見えないと手元が決まらない
- ウエストのシェイプ——ジャケットのウエストが体に沿って軽くシェイプされていると、スタイルよく見える
- パンツの丈——タキシードのパンツはノークッション(靴の甲にかからない長さ)が基本。長すぎると野暮ったく見える
- 試着時に動作確認——腕を上げる・腰を曲げるなどの動作を試着時に行い、窮屈さがないかを必ず確認する
衣装合わせは撮影の1ヶ月前までに行うのがベストです。サイズ調整が必要な場合、直しに時間がかかることもあります。また、試着時にはヘアセット後の雰囲気も想像しながら選ぶと、当日のトータルバランスがよりよくなります。
——自然に決まるエスコートのコツ
エスコートとは、新郎が新婦をエレガントにリードする動作のこと。歩く・階段を上る・手を差し伸べるといったシーンで自然なエスコートができると、ふたりの関係性が写真にも美しく表れます。

- 新婦の半歩前を歩くのが基本
- 腕を差し出してエスコートする
- 新婦のペースに合わせてゆっくりと
- ドレスの裾が絡まないか気を配る
- 手を差し出して新婦をサポート
- 先に下りて新婦を受け止める姿勢を
- 視線を新婦に向けると写真が映える
- ドレスのトレーンに注意して歩く
技術的なことよりも、「パートナーを大切にしたい」という気持ちが自然なエスコートを生みます。撮影前にふたりでゆっくり歩く練習をするだけでも、当日の動きがぐっと自然になります。
——当日リラックスするための準備
新郎さまが緊張してしまうと、顔が強張り体が硬くなり、写真にそのまま表れてしまいます。「緊張するのは当然」と思いつつも、できる限りリラックスして当日を迎えるための方法をご紹介します。

-
✓ カメラマンと最初に話す
撮影開始前に少し雑談するだけで、カメラマンとの距離が縮まります。「緊張してます」と素直に伝えると、リラックスできるよう声をかけてくれます。
-
✓ パートナーとたくさん話す
撮影中にパートナーと目を合わせて話すことが、一番の緊張解消になります。いつもの会話の延長線上にいると、自然な表情が引き出されます。
-
✓ 当日の流れを事前に把握する
「次は何をするんだろう」という不安が緊張を生みます。撮影の流れをスタジオから事前に共有してもらい、当日は「次はこれをするんだな」と余裕を持って動けるよう準備しておきましょう。
-
✓ 深呼吸を意識する
緊張すると呼吸が浅くなります。シャッターを切る前に深呼吸をひとつ。それだけで表情と肩の力が抜け、自然な写真が撮れます。
——かっこよく決まる定番5選
「ポーズを言われても何をすればいいかわからない」という新郎さまは多いです。今回のブログでは、特に人気が高くかっこよく決まる定番ポーズを5つご紹介します。事前にイメージしておくだけで、当日スムーズに動けます。

-
01. ジャケットの袖口を直すしぐさ
ジャケットの袖を軽く引き直すしぐさは、タキシードの袖口が美しく見える定番ポーズ。自然な動作の延長にあるため、硬くなりがちな新郎さまでも決まりやすい。
-
02. ジャケットを肩にかけて持つ
ジャケットを脱いで肩にかけるか手に持つスタイルは、リラックスした大人の男性らしさを演出。シャツ+ベスト姿とのギャップが写真にメリハリを与える。
-
03. 新婦の額に自分の額を当てる
ふたりが向き合い、おでこをそっとくっつけるポーズ。目を閉じると特に雰囲気が出る。ふたりの親密さが自然に表れる、最も人気の高いポーズのひとつ。
-
04. 後ろから新婦を抱きしめる
新郎が新婦の後ろに立ち、肩や腰に手を添えて包み込むポーズ。新婦を守るような温かみのある構図で、ふたりのサイズ差が映えるポーズでもある。
-
05. 手をつないで歩く後ろ姿
カメラに背を向けて歩く後ろ姿は、ふたりのシルエットと背景が調和する美しい構図。緊張している新郎さまでも自然な表情が引き出されやすい、撮影初心者にも人気のポーズ。
チェックリスト
当日あわてないよう、前日までに持ち物を準備しておきましょう。新郎さまが忘れがちなアイテムもまとめました。

- ウィングシャツ(タキシード、タキシード小物はスタジオが用意してくれていることが多いです)
- 磨いた革靴・靴下
- ベルト(パンツの色に合わせる)
- 替えの下着・インナー
- 指輪(忘れがち・撮影で使用することも)
- ハンドクリーム(乾燥対策)
- フェイスペーパー(テカリ防止)
- 携帯ミラー
- 歯ブラシ・口臭ケアグッズ
- 携帯用整髪料(スタジオに依頼しない場合)
準備した分だけ、かっこよく映る
フォトウェディングは、新郎さまの準備次第で写真のクオリティが大きく変わります。ヘアセット・ヒゲケア・姿勢・タキシードのサイズ——どれひとつ取っても、意識するかしないかで写真の印象は大きく変わります。
ヘアカット・スキンケア・眉毛ケアは2週間前からスタートが理想。
タキシードの衣装合わせと調整は余裕を持って1ヶ月前までに。
全身鏡の前で立ち方・エスコートの動きを確認しておくと安心。
緊張したらパートナーの顔を見て話すだけで自然な表情に戻れます。

「準備した分だけ、写真がかっこよくなる」——これは多くの新郎さまが撮影後に実感していることです。大切なパートナーと過ごす特別な1日のために、ぜひ今日からできることを始めてみてください。
準備の進め方や当日の流れについてご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。新郎さまの”品よくかっこいい”を、一緒に叶えましょう。

